Perplexityが新たなAIエージェント機能「SPACE」を発表
2026年7月15日、PerplexityはAIエージェントサービス「Computer」向けに新機能「SPACE」(Sandboxed Platform for Agentic Code Execution)を正式に発表しました。この新機能は、AIエージェントがより安全かつ効率的にタスクを実行できる環境を提供します。
SPACEの特徴
「SPACE」は、コードの実行やファイルの編集、多段階タスクの遂行を安全に行うためのサンドボックスプラットフォームです。具体的には、以下のような特徴があります:
- 完全な隔離:SPACEはFirecrackerマイクロVMを使用し、実行環境を完全に隔離します。これにより、他のプロセスやデータと干渉することなく、安全にタスクを実行できます。
- ロールイングスナップショット:セッション状態(ライブメモリやファイルを含む)を最大1分ごとにロールイングスナップショットで取得し、停止から最大1週間後の回復が可能です。これにより、万が一のトラブルにも迅速に対応できます。
- 多層セキュリティアーキテクチャ:SPACEは、認証情報の隔離や多層的なセキュリティ対策を講じており、ユーザーのデータを守ります。
初期の成果
SPACEは、発表からわずか1日後の2026年7月16日に、プロダクション環境での初週に数百万のサンドボックス作成と数千万のリコネクトを処理したと報告されています。また、すべてのComputerユーザーに対してライブで利用可能になったことも発表されました。
効率の向上
Perplexityは、2026年2月に第三者のサンドボックスプロバイダーを使用していた状態から、自社製のSPACEプラットフォームへと移行しました。この移行により、尾部レイテンシが5倍高速化されたとしています。これにより、ユーザーはよりスムーズにAIエージェントを利用できるようになります。
まとめ
Perplexityの新機能「SPACE」は、AIエージェントのタスク実行における安全性と効率性を大幅に向上させるものです。今後、AIエージェントの利用がますます広がる中で、この新機能がどのように活用されていくのか、注目が集まります。